未来よりも現在の価値を選ぶ 現在バイアス
まずはじめに、バイアスって言葉がこれからよく使われるので、ここでの意味を説明しときます。
バイアス=偏り(かたより)日常生活ではあまりつかいませんが、こういう少し学問的なときには、よくつかわれます。
バイアスはバイアスをかける。バイアスがかかるという使い方をします。
バイアスはあるものの見方が偏っているという意味になります。
例として AI(人口知能)が発達してすべての労働力がいらなくなる。これにはAIにバイアスがかかっています。
普通の生活を送り、特に浪費をしているわけでもないのに、ついお金をつかってしまい貯金できません。こんな方が増えてます。当然貯蓄率も政府発表でも減少の傾向にあります。
これは不景気で収入が減っているという事もありますが、定収入でも貯金出来る人と高収入でも貯金出来ない人がいます。
貯金出来ない人の傾向として、生活して残ったお金を貯金しようと思う人です。
人は、残ったお金をつい使いたくなります。このやり方では、貯金は難しくなります。
いろんなタイプの人がいますが、現在バイアスの強い人はなかなか貯金できません。
現在バイアスとは、将来に得られる利益や目標達成よりも目先の利益を優先する傾向が、強い偏りの事をいいます。
人はほとんど、この現在バイアスを持っています。
冷静に考える習慣をつける
自分が目先の利益に傾いていると感じたら一旦冷静になって合理的に考える習慣をつけましょう。
この選択は合理的に考えて本当に利益があるものなのか?
この選択は本当に自分が望んでいるものなのか?
このように冷静になって考えて得られる利益と支払う対価を考え合理的に決断を下せるようにすればいい結果となります。
なかなかこれは、難しいですが、何度もこのような場面が、生活していれば出てきます。
意識して生活するのと、しないのではトータルではかなり違ってくるでしょう。